【富士市】ペット連れの避難はどうする?指定避難所の「同行避難」ルールと知っておくべき現実

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【富士市】ペット連れの避難はどうする?指定避難所の「同行避難」ルールと知っておくべき現実

こんにちは、ブログ「ふじチャリ散歩」のふじサンです。

大規模な地震や災害は、いつどこで起こるか本当に分かりません。

普段から防災への意識を高く持っている方も多いと思いますが、もしご家庭で犬や猫などのペットを飼っている場合、「いざという時、この子を連れて避難所に行っていいの?」と大きな不安を抱えていませんか?

実は、我が家にも大切な猫が暮らしているので、ペットの防災については本当に人一倍心配なんです。

調べてみたところ、富士市では災害時にペットと一緒に避難所へ逃げる「同行避難」を推奨しています

しかも、避難所には飼い主をサポートするための新しい仕組みが用意されていました。

今回は、富士市の公式情報をもとに、知っておきたい避難所のルールや注意点を市民目線で分かりやすく解説します!

目次

まずは整理!富士市の「3つの避難場所」の違いと落とし穴

災害時の避難場所にはいくつかの種類があります。まずはその違いをしっかり整理しておきましょう。

① 指定緊急避難場所(学校、津波タワー、津波ビルなど)

津波や洪水、土砂災害などの危険がすぐそこに迫っているときに、まずは命を守るために緊急で逃げ込む場所です。

【ココに注意!】

あくまで一時的な緊急避難先です。安全を考えた場合、早めに「危険区域の外へ出る」のが大原則なので、時間的な猶予がないときの最終手段と考えておきましょう。

② 指定避難所(市内の主に小中学校など、全51か所)

地震などで自宅が壊れてしまったり、危険区域内で家に戻れなくなったりした人が、一時的に生活を送る施設です。町内会ごとに指定されています。

【ココに注意!】

地震の場合、建物の安全が確認されてから開設されるため、「行けばすぐに建物に入れる」わけではありません。 まずは地域や家族での安否確認、救出活動を最優先に行う必要があります。 また、自宅が無事で安全に過ごせる状態なら、無理に混雑する避難所へ行く必要はありません。

③ 広域避難地(中央公園、原田公園、広見公園、雁公園、富士西公園)

大きな火災が発生し、街に火の手が広がってしまったときに、延焼から身を守るための広大な公園です。

富士市のハザードマップの確認や、詳しい避難所リストはこちらの記事でまとめています!

富士市は「ペットとの同行避難」がOK!でも「同室」ではない?

富士市では、自宅で生活できなくなった場合、ペットと一緒に指定避難所へ逃げる「同行避難」を推奨しており、市内の51か所あるすべての指定避難所で「ペット避難スペース」がしっかり確保されています。

これを知るだけでも、飼い主としては少しホッとしますよね。

ただし!ここで絶対に知っておくべき正直な現実があります。

同行避難とは「ペットと一緒に避難所へ行っていいよ」という意味であり、「体育館などの人間の避難スペースで一緒に過ごせる」わけではありません。

鳴き声、毛の飛び散り、アレルギーの問題などがあるため、ペットの居場所は屋外のテントや、指定されたペット専用エリア(雨風がしのげる場所など)に隔離されるのが基本です。

なお、地震ではなく「富士山の噴火災害」による避難の場合は、溶岩流の到達時間や降灰対策など、また全く異なる特殊な動きが必要になります。

富士山噴火時の避難エリアや車避難の注意点については、こちらの記事を必ず事前に目を通しておいてください。

飼い主たちが自分たちで設営する!「スターターキット」ってなに?

「避難所に行けば、市役所の人がペット用のスペースを作って待っていてくれるの?」と思うかもしれませんが、現実は違います。

災害直後、避難所の運営スタッフは人間の対応だけで手一杯になってしまいます。

そこで活躍するのが、富士市の避難所に配備されている「スターターキット(指定避難所ペットスペース避難運営キット)」です!

これは、避難所に最初に集まった飼い主たちが、自分たちの手で迅速にペットスペースを組み立てて運営を開始するための「魔法の道具箱」です。

中には手順書や必要な工具、清掃用品、文房具がすべてセットになっています。

手順書に書かれた、だれでもできる8ステップ

キットを開けると、最初にやるべき初動対応が順番に書かれています。

  1. 近くで同じように困っているペットの飼い主さんを3〜5人集める。(声を掛け合って人数を確保!)
  2. 代表者を決め、2人くらいで避難所の運営本部へ行き「ペットスペースを作ります」と報告する。
  3. キット内のトラロープ等を使い、「犬エリア」「猫エリア」など作業導線を考えて場所を確保する。
  4. エリア内に「ペットスペース受付」などの案内を掲示する(スケッチブックやマジックがキットに入っています)。
  5. 雨風の進入がないか確認し、本部に余っているダンボールや新聞紙などを調達しに行く。
  6. ペットスペースの受付を設営する(ペット登録台帳や名札の準備)。
  7. 受付の担当者を2人決める。
  8. 代表者は、作ったペットスペースの見取り図と連絡先を、避難所運営本部にきっちり届ける。

このように、「何をすればいいか」が細かくマニュアル化されているので、大災害の混乱の中でも飼い主同士が協力して、スムーズに受け入れ態勢を整えられるようになっています。

→ 富士市公式サイト:スターターキットについて

【最新ニュース】富士市の小学校で「ペット同伴の防災訓練」が実施されました!

大災害が起きたときに避難所がどうなるのか、なかなかイメージが湧きにくいですよね。

実は先日、富士市内の小学校を会場に、近隣住民30人と20匹のワンちゃんたちが参加して「ペット同伴での避難を想定した防災訓練」が行われました。

実際の訓練の様子は、テレビ静岡の公式YouTubeチャンネルでも公開されています。

この訓練では、私たちが実際に避難所へ行ったときに直面する課題と、それを解決するためのリアルな工夫や心得がたくさん確認されていました。

  • ペットが苦手な人への配慮
    避難所には動物が苦手な方やアレルギーを持っている方もたくさんいらっしゃいます。そのため訓練では、ペットスペースの周りをブルーシートでぐるっと覆って目隠しをする工夫や、犬種ごとにスペースをしっかりと分ける手順が試されていました。
  • 万が一、はぐれてしまったときの備え
    大混乱の災害時には、大切なペットと離ればなれになってしまうリスクもあります。そのため、飼い主の元へ確実に帰れるように「ペットへのマイクロチップ装着」をしておくことの重要性が改めて呼びかけられていました。
  • 飼い主としての必須の心得
    人間用の物資は届いても、ペット用の物資がすぐに手に入るとは限りません。避難用のペットフードやお水はもちろん、持病がある子のための「お薬」などを日頃からしっかり常備しておく心得が共有されていました。

このように、富士市でも「いざという時に飼い主がどう動くべきか」のシミュレーションが着々と進んでいます。

【一問一答】ペット連れの避難、ここが気になる!解決Q&A

スターターキットの中には、ペットのご飯やケージも入っていますか?

いいえ、入っていません!入っているのは「場所を作るための道具」だけです。 キットに収納されているのは、ブルーシートや工具、ほうき、ゴミ袋、文房具などです。ペットのご飯、お水、食器、お気に入りのケージ、トイレシート、常備薬などは、すべて飼い主が自分で用意して持ち込む必要があります。

避難所でのペットのお世話は誰がしてくれるの?

すべて飼い主の自己責任であり、飼い主同士で協力して行います。 ご飯をあげたり、トイレの掃除をしたりするのはもちろん飼い主の役目です。また、定期的な清掃や消毒、清掃当番表の作成なども、手順書に沿って飼い主グループで分担して運営していくことになります。

まとめ:愛する家族の命を守るために、今すぐ我が家でできる備えを!

富士市の指定避難所におけるペットの同行避難ルールと、スターターキットの仕組みについてご紹介しました。

市がこうして受け入れの準備や道具を揃えてくれているのは本当に心強いことですが、最終的にスペースを動かし、大切なペットを守り抜くのは私たち「飼い主自身の行動と協力」にかかっています。

避難所生活はペットにとっても大きなストレスになります。そのため、普段から「どうすれば避難所に行かずに済むか」という視点、つまり自宅の家具の固定や、人間とペットの分の備蓄(最低3日〜1週間分)をしっかり用意して「在宅避難」ができる環境を整えておくことも、立派なペット防災です。

万が一のとき、愛する家族を迷わず抱きしめて守れるよう、まずは今週末、ご近所の指定避難所がどこにあるかを確認し、ペット用の非常持出袋の準備を始めてみてはいかがでしょうか?

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