こんにちは、ふじチャリ散歩のふじチャリです。
「防災アプリを入れたほうがいいのはわかっているけれど、LINEもメールもあって、どれが必要なのかよくわからない」と、気になりつつ後回しになっていませんか。
迷うのも無理はありません。
富士市は、屋外スピーカーの同報無線、アプリ、防災ラジオ、公式LINE、メール、電話サービスと、情報の入口が複数あり、案内ページも別々に分かれています。
この記事では、次の3つを一緒に確認します。
- どの手段が、どんな場面で役に立つのか
- 設定でつまずきやすいところ(とくにLINE)
- 今日10分でできる設定チェック
結論から言うと、まずは「防災ふじ」アプリを入れて通知を設定し、スマホを使えない場面に備えたい方は防災ラジオ(個人1,000円)を検討する、という組み合わせが考えやすいと思います。順番に見ていきましょう。
1. 結局どれを入れておけばいい?まずは早見表
迷ったら、この表で自分の場面に近いものを探してみてください。
| 手段 | 費用 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 防災ふじ(アプリ) | 無料 | 同報無線の内容を文字で受け取りたい/避難所の開設状況を見たい | スマホの通知設定が必要 |
| 防災ラジオ | 個人1,000円 | 停電や、スマホが使いにくいとき | 受信状況が悪い地域がある |
| 公式LINE | 無料 | 普段使いのLINEで受け取りたい | 受信設定をしないと届かない |
| 富士市メールサービス | 無料 | LINEやアプリを使わない方 | 空メールから自分で登録 |
| 災害テレホンサービス | 通話料 | 聞き逃した災害情報を電話で聞く | 自動音声。119番は使わない |
入口は複数ありますが、「文字で届く手段(アプリ・LINE・メール)」と「音で届く手段(同報無線・防災ラジオ)」を1つずつ持つ考え方がわかりやすいです。
2. 同報無線が聞こえなかったら、どうすればいい?
「聞こえない前提で、別の入口を用意しておく」のが近道です。
同報無線は、「こちらは広報ふじです」でおなじみの屋外スピーカーによる放送です。
市の案内では、放送のうち火災以外のものは、内容をメールで発信するとされています。
行方不明や光化学オキシダント発生情報などが例として挙げられています。
ただ、強い風や雨の日、窓を閉めた室内だと、聞き取りにくいことがありますよね。「今の放送、何て言っていたんだろう」と思ったときのために、次の確認方法を覚えておくと安心です。
- 防災ふじやLINE、メールの履歴で、放送内容の文字を確認する
- 災害テレホンサービス(0545-52-1181)に電話し、自動音声で確認する
災害テレホンサービスは、市内で発生した災害を自動音声で案内するものです。
市は「119番での問い合わせはお控えください」と案内しています。また、救急事案の広報は行っていません。
なお、同報無線を使った火災の発生・鎮火の広報は、令和5年1月1日以降は行われていません。
「火災の放送が流れないから火事がないのだな」と考えないよう注意してください。火災の情報は、後ほど紹介するメールなどで確認します。
聞き逃しは「文字で履歴を見る」か「災害テレホンに電話する」。火災は同報無線では知らされません。
3. 「防災ふじ」アプリでは何ができる?
同報無線の内容が通知で届くだけでなく、避難に使う機能がまとまっているアプリです。


市の案内によると、防災アプリ「防災ふじ」は令和5年11月1日に配信が始まりました。
Android版はGoogle Play、iPhone版はApp Storeから入手できます。
届く情報は、次の3つに分かれていて、受信設定で選べます。
- 緊急情報: 気象警報や避難指示など、災害時に放送される情報
- 同報無線情報: 行方不明者の捜索依頼や熱中症予防の注意喚起など、平常時に放送される情報
- その他の防災情報: 大雨による通行止めや防災訓練など、同報無線では放送されない情報
「通知が多すぎそう」と心配な方もいるでしょう。
受信設定では、マイエリアの設定と、受け取る情報の種類を選べます。まずは緊急情報だけでも入れておく、という始め方もできます。
今履歴を見てみましたが、行方不明や防災訓練の広報など、月に10件もないくらいですね。
通知のほかにも、次のような機能があります。
- ハザードマップを地図上で確認する(震度分布図や液状化危険度も見られます)
- 指定避難所・緊急避難場所・津波避難施設の位置を確認する(一部の施設では、アイコンの色で開設状況や混雑状況がわかります)
- マイタイムラインを作り、避難先やタイミングを家族で決めておく
- 避難行動要支援者の「個別避難計画」を作る(市が発行するIDとパスワードでログイン)
- 避難指示の発令時に、要支援者がアプリで周辺の「支援者」に支援を依頼する「防災ヘルプ」機能
支援者の登録は誰でもできますが、支援は必須ではない、と市は案内しています。
ハザードマップの見方そのものは、富士市の防災マップ・ハザードマップの見方と避難所リストで詳しく解説しています。
津波が心配な方は、津波は何分で来る?避難ビルと逃げ方まとめもあわせてどうぞ。
通知(3種類)、ハザードマップ、避難所、マイタイムラインがひとつに。まず通知の受信設定から。
4. 防災ラジオは買ったほうがいい?値段と注意点は
停電やスマホ不調のときの保険として、1,000円で持てる手段です。
市が有償で配付している防災ラジオは、同報無線の放送を自宅や避難先で聞けるものです。
AM・FMラジオも聞けるので、普段使いもできると市は紹介しています。
費用と買い方は、市の案内ページによると次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 個人1台1,000円/事業所1台2,000円/松野地区専用1台2,000円 |
| 買える場所 | 富士市役所 消防防災庁舎3階の防災危機管理課窓口(松野地区専用は松野まちづくりセンターでも) |
| 問合せ | 防災危機管理課 0545-55-2936 |
電源アダプターだけの販売はありません。購入前に、次の点を知っておくと安心です。
- 受信できない地域がある: 電波出力が弱いため、元吉原・天間・岩松北地区などの一部では受信状況が悪い地域があります。購入前に窓口へ相談してみてください。受信状況は、毎日12時と17時の時報チャイムで確認できます
- 電池の使い方: 平常時は付属の電源アダプターを使い、付属の乾電池は停電などの非常時に使います。アダプターと乾電池を併用すると故障することがあります
- 初期不良: 購入から1年以内であれば無償交換の対象です
- 外部アンテナ: 市役所では販売していません
「電池はどれくらいもつの?」と気になる方もいるでしょう。市の案内ページには持続時間の記載がなく、確認できていません。気になる方は、窓口に問い合わせるとよいと思います。
停電への備え全般は、ポータブル電源でできること・できないことでも整理しています。
個人1,000円、窓口は消防防災庁舎3階。受信できない地域があるので、購入前に相談を。
5. LINEとメール、どっちを登録すればいい?つまずきポイントは
普段LINEを使うなら公式LINE、使わないならメールで十分です。ただしLINEは、設定のしかたに落とし穴があります。
公式LINEは、次のいずれかで友だち登録できます。
- 市の案内ページのリンクから登録する
- 友だち追加画面の検索で、ID「@848ilers」を入力する
- 友だち追加画面の「QRコード」から読み込む
つまずきやすいのは、受信設定です。受信設定の項目に「防災・災害情報」という名前のものはありません。
防災に関わる情報は、「富士市メールサービスの情報」(同報無線情報や火災情報など)を選ぶと受け取れる、と市は案内しています。


受信設定では、生まれた年月・お住まいの地区・配信してほしい情報を入力します。
防災ふじアプリでは受け取れない火災情報などを受け取ることができます。
「友だちにはなったけれど、何も届かない」というときは、まずここを見直してみてください。LINEの使い方は、富士市公式LINEの使い方と受信設定でも紹介しています。
富士市メールサービスは、LINEやアプリを使わない方向けの手段です。
市の案内資料では、空メールを送って登録する流れ(スマホの場合は、QRコードを読み取る→空メールを送る→届いたメールのURLから進み、利用規約に同意して、受け取る情報を選ぶ)が紹介されています。問合せ先は、シティプロモーション課(0545-55-2736)です。
メールで届く情報の範囲は、資料によって書き方が違います。ある案内資料では同報無線情報は「気象警報などの緊急情報のみ」とされ、防災ラジオの案内ページでは行方不明や光化学オキシダント情報なども発信するとされています。どこまで届くかは、登録画面で選べる項目を確認し、不明な点はシティプロモーション課へ聞くのが確実です。
LINEは「富士市メールサービスの情報」を選ぶのがコツ。LINEを使わない方はメールの空メール登録で。
6. 火事や不審者の情報は、どこで見られる?
火災は消防本部のメール・X・LINE、身近な犯罪は市のメールで確認します。
先ほど触れたとおり、火災の同報無線広報は令和5年1月1日以降行われていません。市の消防の案内では、火災情報は次の手段で発信されています。
- 富士市公式LINE(登録後に受信設定が必要)
- 富士市消防本部の公式X
- 火災情報メール(登録方法は市のページのリンク先で案内)
また、前述のメール配信サービスでは、身近な犯罪や不審者の「事件等発生情報」も選べます。問合せ先は消防本部の情報指令課(0545-55-2857)です。
火災は消防のメール・X・LINEで。同報無線に頼らない。
情報を受け取る前に、家の火災警報器も確認しておきたい方は、富士市の住宅用火災警報器のガイドもどうぞ。
7. 避難情報が出たら、どう動けばいい?
目安は、警戒レベル4(避難指示)までに避難することです。
通知が届いても、意味がわからなければ動けません。市町村が出す避難情報は、次のとおりです。
| レベル | 名称 | 取るべき行動 |
|---|---|---|
| 3 | 高齢者等避難 | 避難に時間がかかる人は避難。ほかの人も準備を始める |
| 4 | 避難指示 | 危険な場所から全員が避難する |
| 5 | 緊急安全確保 | 命の危険。立退き避難が危険なら、少しでも安全な場所へ |
レベル5は、必ず発令される情報ではないとされています。「5が出てから動けばいい」と考えず、4の段階で避難することが大切です。
避難所や避難場所は、災害の種類によって使えるところが変わります。事前に確認しておきたい方は、ハザードマップの記事へどうぞ。ペットと避難する場合は、ペット連れの避難ガイドも役立ちます。
通知の「レベル」を覚えておくと、動くタイミングを判断しやすくなります。
8. 今日10分でできる!防災情報の設定チェックリスト
「やろうと思って忘れていた」という方は、このチェックを順番に進めてみてください。
- 「防災ふじ」を入れた(Google Play/App Store)
- 受信設定で、マイエリアと「緊急情報」を選んだ
- 公式LINEを友だち追加し、受信設定で「富士市メールサービスの情報」を選んだ(LINEを使う方)
- 家族の分も設定した(とくに高齢の親)
- 防災ラジオの要否を決めた(受信できる地域か、窓口に確認)
- 災害テレホンサービス(0545-52-1181)をスマホの連絡先に登録した
- 家族で避難先とタイミングを話し合った(マイタイムラインが便利)
高齢の親御さんのスマホは、設定を代わりに入れてあげると喜ばれるかもしれません。LINEの使い方がわからない方向けに、市が出前講座を行っているとも案内されています(シティプロモーション課)。
全部を一度にやらなくても大丈夫。まず「防災ふじ」の通知設定だけでも、今日済ませましょう。
9. よくある質問
- Q. 防災ふじとLINE、両方必要ですか?
-
どちらか一方でも情報は受け取れます。ただ、手段が複数あると、通知に気づきやすくなります。アプリはハザードマップや避難所の確認もできる点が違います。
- Q. 防災ラジオは誰でも買えますか?
-
個人は1台1,000円、事業所は1台2,000円です。窓口は消防防災庁舎3階の防災危機管理課です。詳しい購入条件は、0545-55-2936へ確認してください。
- Q. 同報無線が聞こえない地域にいます。
-
アプリやLINE、メールで文字として受け取れます。聞き逃した場合は、災害テレホンサービス(0545-52-1181)も使えます。
- Q. 災害テレホンで救急車を呼べますか?
-
呼べません。急病やけがは119番です。災害テレホンサービスは情報案内で、119番への問い合わせは控えるよう市が案内しています。
- Q. 外国語で情報を受け取れますか?
-
富士市メールサービスは、日本語のほか英語・ポルトガル語・スペイン語・ベトナム語に対応しています(自動翻訳のため、日本語のメールが届くこともあります)。
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まとめ
富士市の防災情報は、同報無線・防災ふじ・防災ラジオ・公式LINE・メール・災害テレホンと入口が多く、迷いやすいのが実情です。ただ、整理すると「文字で届く手段」と「音で届く手段」を1つずつ持つ、と考えるとシンプルになります。
- まずは「防災ふじ」の通知設定(緊急情報だけでも)
- LINEは「富士市メールサービスの情報」を選ぶ
- 停電やスマホ不調が心配なら、防災ラジオ(個人1,000円)を窓口に相談
- 聞き逃したら、災害テレホンサービス(0545-52-1181)
最新の内容や詳しい条件は、市の各ページや担当課で確認してください。
